入院日記

【入院9日目】2024年11月6日

喧噪の夜と怒りの朝

睡眠; AM1:30に一度目が覚める。その後、AM4時くらいににもう一度目覚めて、AM5:45までウトウト…

精神病院の夜~早朝という時間帯は、時にアホほどうるさい!今朝はAM4時くらいに誰かが起きてトイレいったり、ラジオを大音量で流したりと、一波乱も二波乱もある夜だった。

まぁ、俺がいる病棟は、縛り付ける管理を基本的に行わない解放病徴だし、こうなるのも仕方がないっちゃ、仕方がないっすな(プンスカ!)

今日の頭痛状況

夜から朝にかけて頭痛指数30くらいとなる。日常生活がギリギリなんとかなるレベルで冷や冷やするが、起床して歯みがき&洗顔すると治まってくれた。頭痛指数25ってところ。

俺の入院生活は、巡回中の主治医との雑談から始まるんだけど、今日は障害年金、手張の申請について少し話をした。主治医からは「頑張るから!」との嬉しい言葉。

ありがたい!

でも、期待は 禁物。

それでも、信頼だけは忘れずにと自分に言い聞かせて納得する、そんな朝でございました。

気づきが一点。

日記をベッドに寝て書くと、頭痛が酷くなるんだけど、これって多分、姿勢の問題が大きそう。首に負担がかかって、俺の頭痛がマキシマムボンバーになってるんだと思う。

今の俺は、身体と心の両方がボロボロで、その一つの表現型が「緊張型頭痛」なんだなぁと実感。ただし、入院以前に感じていた焦燥感、 強いパニック的なフラッシュバックはほとんどない。そんだけでも入院した甲斐があったってもんだ。

俺のフラッシュバックについて

そういえば、昨日、お昼寝中に、軽いフラッシュバックが起きた。 涙がとまらず、でも、何が悲しいとはいえない、不思議なあの感じ。

号泣する事はなかったので、恥かかずに済んだのが不幸中の幸い。

それにしても、フラッシュバックって何だ?他のPTSD持ちの人も、同じように起きているのだろうか?

俺に身に起きているこのパニックのような、感情の海。これは本当に、典型的なフラッシュバックなのか……?

よくわからん・・・

レゴデビューと推定ASDな先輩ニキ

AM9:30-11:00に作業療法。私はLegoを選んだが、これ、クソ面白い!! 薬が効いているためか、頭がボーっとして作業効率が落ちているものの、頭痛もしばし忘れて没頭できた。

必要なパーツが見つからないと、「入ってないんじゃね?いやいや、そんなはずはない!」なんて考えるのも、実に楽しい。

作業療法終了後、おそらく開鎖病棟の人のからナノレゴ(?小さな部品のレゴみたいなやつ)の魅力をトントンと聞かされるが、この話がまたオモロイw

このお兄さん、なんと実に10年以上(13年?18年だったかな?)もこの病院に入院していて、閉鎖病棟と開放病棟を行ったり来たりしているそうだ。その間、ずっとレゴばかりやてきたそうで、その腕前は既に達人、いや、仙人の域。

彼の話し方、立ち振る舞いから考えて、俺と同じASDのにおいがプンプンする。次合う機会があれば、名前だけでも聞いておこう。

彼のレゴの腕前、それもまた、才能なのか、それとも障害の結果なのか?その境界線は、実にあいまいだ。

気づきが一点。

あすきを温めるタイプのホット肩パットを使わせてもらったが、これがすごすくい!これは俺のような緊張型頭痛のベストな応急対策だと思う。退院したら買うものリストに入れとこう。

昼食は、豚のナェラルな旨みを堪能できる素晴らしい一品だった。で、食後は頭痛もだいぶ軽くなる(頭痛指数15/ PM12:15)。

今日はマウスピースなしでいけそうな、そんな予感。

昼散歩という名の至高

15:00~16:30にお昼のお散歩。同室のWさんのおすすめで、I公園まで歩く。雄大な〇〇山が一望できる最高のスポット!公園内には英霊も祭ってあって、木陰も多くて、雰囲気は満点。次は本を持ってこよう。

それにしてもこの街は、野良猫がいない、誰も餌とかあげないからだろう。さすが、お金持ちの街だなぁ。。。

帰院途中で、でっかい整骨院がふと目に入る。自動ドアには、いくつかの効果効能を謳うキャッチコピーの羅列があるんだけど、その内容はというと…

「交通事故、肩こり、ねんざ、スポーツ事故・・・・…等」

っておい!!

「等」ってなんだよ、そもそも、交通事故って、もっと何なんだよw薬機法みたいな関連法律に触れたりはしてないのか、見ているこっちが不安になった。

まあ、そういう業界、そういう店、そういう方針なんだろうなー

まとめ

入院後初のフラッシュバックの思い出は、気狂い整骨院に殴打され、薄紫色の煙にとけて、透明な青空に、今日も立ち昇る。